ドラクロワ民衆を導く自由の女神

What’s new Lila
ドラクロワ民衆を導く自由の女神

2018.04.10

学生の時、一目見て忘れられない絵があります。

ドラクロワの民衆を導く自由の女神
フランス革命の人々を決起させる様子を、女神を中心に描かれています。
当時のフランスの市民革命は、偏った王政政権の打倒と言論の自由を人々が心の底から望んだことが解ります。
いま、日本の政治を思う時、この絵を何度も思い出します。

まず、本当に安倍政権で良いのですか？
この人の考え方の基本には、どうしても戦前の軍国主義的なきな臭いものを感じてなりません。
例えば、憲法が改正されて、自衛隊が戦地に行けるようになった時、その戦争状態が10年続いたとしたらどうなるのでしょう？
日本は他国に、もう自衛隊はいないから無理ですと言えば許されるのですか？
戦地に行く子供達が調達できなければ、貧困家庭からまず犠牲になって行くでしょう。アメリカのそれと同じように。

例えば、森友学園、そして加計学園のように、政治を自分の私利私欲で価値観を歪めている。
そして、頭から官僚の人たちを力で抑えつける。
私たち母親が、どんなに苦労して、自分の子供たちを一流大学に入れ、日本のトップになったとしても、こんな陳腐な政治家の犠牲になることを正しいことと思いますか？

このまま、この人が日本のトップなら、私は、この先が不安でしょうがない。ますます自分の「ご忖度」政治で進んで行くのでしょう。
日本は、民主主義で、言論の自由が尊重されているのに、報道機関に圧力をかけたこともありました。
どんな企業でも、たとえそれが部下の人間の間違いや不祥事であっても、社長や管理職がきっちり始末をつけ、責任を取る。
未だに、安倍政権は、今回の問題は官僚の方々のみの愚かな過ちと糾弾し、自分はしれっと悪く無いと言う。

こんな政治で良いですか？
ああ、今国会で証言している官僚の方々。どんな思いで、血を吐く思いでいらっしゃるでしょう。
家族がいて、仕事があって、お給料が必要。それはそれで、よくわかるけれど、このままでは何も変わらない。未来の日本のために、前川喜平さんのように、全てをぶちまけて、今の歪んだ政治を正すさきがけになって欲しいと、心から思うのです。
日本の国会にも、自由の女神が降臨しますように。

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