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江刺の林檎
2009.12.03

江刺の林檎が届きました。
宮沢賢治で有名な江刺です。
林檎の送り主は、主人の大学時代の先輩。
ラグビーの選手だった先輩は、見上げるような大男で、少し恐ろしいくらいの風貌からは、想像できないほどのとろける様な笑顔が素敵です。
早速お礼の電話を致しましたら、
『職場に、林檎農園の後輩がいてさ、林檎食えって言うから、食ったら、甘いの。蜜がしっかり入ってんだ。
森岡家に食わしてやりたくって』
と、岩手の独特のアクセントで話されました。

贈って下さった林檎は、ほんとうに蜜がいっぱいで、よい香りがしました。
昔、佐伯祐三がパリにいたころ、梅干をもらった友人に、手紙の中で、
『梅干は美味しかったです。でも、それより、自分を忘れず贈ってくれた貴殿のその気持ちが嬉しかったです』
そういう風に述べていました。
わたしも、林檎のおいしさは、贈って下さった先輩の心が甘さを増しているのだと思いました。
江刺の林檎は、甘くて優しい味でした(笑)
さて、2枚の写真ですが、モデルはリラとホーキンス。
リラは、まだまん丸の林檎の横で。
切ってからでは、あっというまに林檎にかぶりつきます(笑)
二つに切った林檎の横は、やはりお行儀の良いホーちゃんで。
もちろん、このあと二人も御相伴にあずかりました(笑)