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パイプのけむり
2010.01.13
個人的にとても好きな方でしたので、音楽の時間の試験には、團さんの「花の街」を選んで歌い、
電車の中では、エッセイの「パイプのけむり」を読みました。
昔、NHKの放送で「オランダ運河コンサート」というのを放送していました。
運河の前で、オーケストラが演奏し、あるものは船上から、あるひとは、岸上からコンサートを楽しみます。
ビールを酌み交わし、恋人もファミリーも、犬達も共に楽しみます。
最後は、国歌だけでなく、オランダはとても良い国というような意味合いの曲になり、みな肩を組んで曲に合わせて歌い、体を揺すります。
それはそれは楽しそうで、そういえば、日本には「君が代」以外に、こうして歌い楽しめる曲があったかしら?と、考えました。
もしあれば、小学生の間にきっと習っているはずです。
もし習っていれば、いまごろきっと、何処に行っても、皆で歌っているはずです。
そこで、もしもそんな曲を作るなら、どなたにお願いする?と、考えました。
やはりあの、「花の街」しかないわ。と、そうひとり合点するわたしです。
今は亡き團伊玖磨さん、お亡くなりになられたのは、もう随分時が経っても寂しいものです。
さて、パイプのけむり
エッセイは、続編、また続編と続き、とても楽しく、かつ含蓄に富む内容です。
エッセイは、続、続々と続かず、ウィットに富んだ團さんのいたずららしく、「また」「まだ」「またまた」「まだまだ」と続きます。
そして、「なおなお」「なおかつ」「またしても」などと、タイトルでさえ、私たちに笑顔を与えてくれたのですから(笑)
さて、なぜ今、こんな風に團さんを思い出したかというと、
このホームページの主人のおしごと「アニーカレンダー」を、ずっとクリックしてみましたら、
いつもどおり。いつもどおりの診察です。
次の日も
いつもどおり。いつもどおりの診察です。
次の日も
いつもどおり。いつもどおりの診察です。・・・・
で、わたしは、ちょっと面白くないし、またまた、とか、なお、とか、まだまだ、とか書いたらどうかな・・・
なんて思うのは、不謹慎でしょうか??