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ご当地CMとご当地ニュース
2010.01.18

先日、遠く離れた地域の友人とお話しました。
彼女は、九州にお住まいで、わたしの三重とは同じ日本の中でも南の端と真ん中。
とても遠い、でもこころは近い間柄です(笑)
年齢は、わたしより少し下で、人生の少しあとを歩いていらっしゃいます。
声も、心も透き通った美しい方ですが、同じ年齢層ですので、考え方や好みが似通って、とても楽しく会話が弾みます。
先日の話題は、ご当地CM。
彼女 : 『ね。くうちゃん、いちど、こっちに遊びに来てよね』
わたし: 『うん。そうね。新幹線ならすぐやものね』
彼女 : 『そうそう、そうね』
わたし: 『コマーシャルでもゆってるわ。〝九州行くなら新幹線♪ シンカンセン♪♪〝』
彼女 : (あはは・・と笑って) 『くうちゃん、前も歌ってくれたけどね。こっちは放送してないのよ!! いつ聞いても変なCM』
わたし: 『あれ?? じゃこれは?? 〝えじゃないか、えじゃないか、えじゃないか、伊勢の名物、赤福餅はえじゃないか!!〝』
彼女 :・・・・・・爆笑・・・・・・・
ご当地CMってあるようですね。
どうやら、JR西日本の九州に行く新幹線のCMもこちらだけのようですが、赤福のCMは、やはり伊勢の子の当たりだけなのでしょう。私には耳慣れたものですけれど。
さて、CM程度ならご当地!!と、笑って済ませるだけのものもあります。
ですが、ニュースとなると、「これって、このあたりだけのものかしら?」と、ふっと考えさせられるものも多々あります。
たとえば、今の名古屋市の市長を、皆さんはご存知でしょうか?
河村現市長は、民主党から「改革」「革新」を自己テーマに掲げ、立ち上がられた市長です。
市長といっても、名古屋市の規模は、私たちの三重県の規模に匹敵し、政令指定都市ですから、知事に値する地位の方と言うわけです。
市長は、就任されたとき、ご自分の市長の給与を、一般の公務員並にと唱えられ、800万余の給与に減給なさいました。
先日のニュースでは、この先の市長の給与もすべて800万余にするべきと、議会の承認を諮られました。
議会の議員の間から「それは、現市長の個人的な意見で・・・うんぬん」と、コメントがあったとニュースで報じられたとき、なんだか、市民無視だなと、ちょっと笑える気がしました。
もっと滑稽なのは、その先陣に立って行政を担っている市長の下の副市長の給与が2000万を越えるということ。
「ほんとうよねぇ。」なんて、思われる方もいらっしゃるだろうけれど、あなたの県の知事はもっと戴いていらっしゃるはず。
坂本龍馬がブームの今年、河村市長の痛快な名古屋弁は「もともと政治なんてボランティアでしょ。考えてみてちょ」
小沢さんの政治献金が取りざたされる今、政治がイコールお金儲け、またお金の必要なこと。
という構図を壊してこそ、本当の「政治家」が立ち上がると思うのですがどうでしょう?
ご当地CMは、私が歌うくらいでいいけれど、地方ニュースは、全国に叫びたい内容も多々あるような気がします。