暑中お見舞い申し上げます。

まだまだこれから、暑さも本番ですね。

皆さんは、今も日々、練習に励んでいらっしゃることと思います。

今年の、高校野球三重県大会の決勝戦では、津市民の一人として、また津西高校の卒業生の親として、熱い思いで、試合を応援させていただきました。

皆さんは、最後の最後まで、あきらめず、闘志を燃やし、戦っていらっしゃいました。

その姿は、時に感動に涙するほど素晴らしく、美しいものでした。

 

娘が、高校を卒業して、もう６年の歳月を迎えましたが、当時の野球部の方たちも、私が学校に出向きました際には、初めてお会いする、またほんの一瞬すれ違うだけにも関わらず、野球帽を脱ぎ、「こんにちは！」と、爽やかに挨拶をして下さいました。

思えば、そういう、脈々と受け継がれた精神が、今回の心に残る感動を、私たちに与えて下さったのだと思います。

試合は確かに、残念な結果になったやもしれません。

けれども、あなた方は私たちに、勝敗以上の何かを、確かに与えて下さいました。

 

試合中、キャプテンから、後輩の方たちへのメッセージを読んでいらっしゃいましたね。

上下の関係にありながらも、先輩が後輩に感謝の気持ちを抱きながら、試合に臨んでいることが、綴られていました。

ああ、こういう思いが、私たちにも、共に戦い、応援するという、また一丸になるという思いを与えてくれるのだと感じました。
謙虚な心を忘れないことが、いかに大切であるかを、改めて学ばせていただきました。

スポーツでも何でも、参加することに意義があると、私はいつも思います。

そして、勝敗よりも、その戦い方が大切であると思います。

常日頃、いかに正しく生活するかで、その姿勢もまた、おのずと変わってくるものです。

今年は、本当に感動し、一緒に熱くなる、素晴らしい機会を与えて下さいました。

皆さんに、心から感謝とお礼を申し上げます。

 

これから先、皆さんは、進学校の学生さんとして、人生の戦いの場に出てゆかれることでしょう。

でも、皆さんなら、大丈夫。

どこに行かれても、正々堂々、威風堂々と、歩んでゆかれることと思います。

今後の皆さんの人生も、先日の試合同様に、ずっと応援いたしております。

 

今年の夏は、素晴らしい感動を本当にありがとうございました！