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お蕎麦
2011.08.15
昔、といっても、私が結婚するか、しないかの頃。(やっぱり昔かな)
お隣の松阪市に、美味しいお蕎麦屋さんがありました。
ふじおかという名前のそのお店は、当時まだ三重では珍しかった、10割蕎麦の打ちたてを、品の良い器で味わうことができました。
父は、幼少時、祖父の仕事で信州の近くに住んだせいなのか否かは、わからないけれど、とにかく大のお蕎麦好きで、このふじおかにも、足しげく通っておりました。
「最近は、行くと、奥さんが、ちょっと緊張しながら、新聞を持ってきてくれる」
と、常連さんとして、お顔を覚えてくださったことに、嬉しそうにしていた父。
ところが、数年経ったあるとき、ふじおかさんは、黒姫高原にお引越しされたよと、風の便りに聞きました。
なんでも、究極の、自らの求めるお蕎麦を作るには、もう自分で蕎麦畑をする他ないと。
父は、その意気込みに感動しつつ、お気に入りのお蕎麦屋さんが無くなったことに落胆していました。
昨年、ふっと思い立ち、そのふじおかさんを調べましたら、確かに黒姫近くにいらっしゃるとのこと。
いつか出かけてみたい、私の心の課題です。

蕎麦屋 にこら 075-431-7567
今日は、友人に教えて頂いて、京都の美味しい、洒落たお蕎麦屋さんを書き足しておきます。
京都に不慣れな私でも、割合、たやすく運転できる道順。
父の代わりに、父とよく似た息子と一緒に出掛けました。
京野菜のてんぷらに、打ちたてのお蕎麦。
最後に、蕎麦掻入りの温かいおぜんざいと蕎麦湯。
美味しくって幸せ。
ああでも、お父さんと来たかった。
お隣の松阪市に、美味しいお蕎麦屋さんがありました。
ふじおかという名前のそのお店は、当時まだ三重では珍しかった、10割蕎麦の打ちたてを、品の良い器で味わうことができました。
父は、幼少時、祖父の仕事で信州の近くに住んだせいなのか否かは、わからないけれど、とにかく大のお蕎麦好きで、このふじおかにも、足しげく通っておりました。
「最近は、行くと、奥さんが、ちょっと緊張しながら、新聞を持ってきてくれる」
と、常連さんとして、お顔を覚えてくださったことに、嬉しそうにしていた父。
ところが、数年経ったあるとき、ふじおかさんは、黒姫高原にお引越しされたよと、風の便りに聞きました。
なんでも、究極の、自らの求めるお蕎麦を作るには、もう自分で蕎麦畑をする他ないと。
父は、その意気込みに感動しつつ、お気に入りのお蕎麦屋さんが無くなったことに落胆していました。
昨年、ふっと思い立ち、そのふじおかさんを調べましたら、確かに黒姫近くにいらっしゃるとのこと。
いつか出かけてみたい、私の心の課題です。

蕎麦屋 にこら 075-431-7567
今日は、友人に教えて頂いて、京都の美味しい、洒落たお蕎麦屋さんを書き足しておきます。
京都に不慣れな私でも、割合、たやすく運転できる道順。
父の代わりに、父とよく似た息子と一緒に出掛けました。
京野菜のてんぷらに、打ちたてのお蕎麦。
最後に、蕎麦掻入りの温かいおぜんざいと蕎麦湯。
美味しくって幸せ。
ああでも、お父さんと来たかった。