旅行やお出かけに行くときは、出掛けるまでが大変です。
たとえば、家族４人で出掛けるときは、４人分の着替えや、アメニティーその他を用意しなければなりません。
ホテルによっては、すべて完備されているといっても、シャンプーや洗顔は、慣れたものが一番ですよね。
それに、我が家のお嬢様は、思いのほかデリケートで、すぐに顔が荒れたりと、後からでは、後悔と心配だけが残るのみになります。
出掛ける時に、もうひとつ。
家の中を、とにかく綺麗にして出掛けたいと思います。
ひょっとして、わたしが何かの理由で帰れなくなったら？
「発つ鳥後を濁さず」と言いますが、私もそんなもしもに備えて、日ごろからできるだけ綺麗にしておきたいと、変なところで、困った癖です。

それでも、出掛けてしまえば、本当に楽しいものです。
何より、食事の心配をしなくていい。
母は、お腹がいっぱいのすぐ後に、「今日の夕飯は何にする？」と言います。
「おかあさん、いまお腹いっぱいやのに、もう考えられるん！」と、よく言いましたが、気づけば同じようになっている自分が可笑しくなります（笑）
旅先では、食事は、その時々で風任せであったり、予約を入れておいて、楽しみにするだけで、私の負担はありません。
そして、もうひとつ。おかたづけ。
お腹いっぱいになって、ワインでほろ酔いになって、自分だけキッチンであらいものをするのは、肩にどーんと重みがかかります。
でも、この重みからも解放されているのですから！

さて、表題のあとかたづけ。
そんな全てを楽に過ごした私に、家に帰ってからのあとかたづけが待っています。
帰った翌日は、本当に忙しくて、疲れも手伝って大変です。
でも、たくさんの楽しいと、たくさんの楽ちんを頂いたのですから、きばってかたづけます。
先送りにしたら、いつまでたっても片付かないので、思い切って一日でやっつけます。

最近は、娘が大きくなり、さまざまを手伝ってくれるので、これも随分楽になりました。
わたしの娘時代より、ずっと働き者の娘です。