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垣根の 垣根のまがりかど
2009.11.14

子供の頃によく歌った歌が、いまも寒くなると、ふと頭に浮かびます。
食事の時に、主人と二人で「寒くなったねー」・・・「かきねのかきねの・・・」と口づさむと、
「えー、知らない・・」と娘が笑います。
そういえば、わたしたちの子供の頃は、冬になると落ち葉を掻いて、ご近所のおじさんが焚き火をしていましたね。
今は、消防法の規定で、焚き火ができないのですね。
垣根の曲がり角を過ぎても、焚き火の風景を見つけることはできなくなりました。
もちろん、わたしも妹や父と焚き火をしました。
食べることの好きな父は、アルミホイルにお芋を包んで、焚き火の中に入れていました。
火がまわって暫くすると、お芋のこげた香りがしてきます。
落ち葉が足りなくなるので、妹と私は、ご近所まわりに落ち葉を集めにはしります。
本来なら、お庭に落ちた森からの落し物の落ち葉を片付けることが目的なのに、
お芋を食べることが目的に、いつのまにか変わっていて笑えます。
大地と落ち葉のお芋は、ふっくらして、熱いので、セーターの袖を伸ばして持ちました。
きっとまた母に叱られます。
森から落ちた落し物の落ち葉は、毎年嬉し美味しい贈り物をくれました(笑)