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マトリョーシュカ
2011.10.29

ブルーの大きなマトリョーシュカは、ティーポットーコージー
ブルーの丸みを帯びたマトリョーシュカは、針刺し
そして、胸のイラストが美しい、入れ子のマトリョーシュカ。
わたしが小学生のころ、学校の東側、海のそばには何もありませんでした。
その何もなかったところに、あるときボーリング場ができました。
時まさに、ボーリングブームで、テレビでは「プロボーラー」と呼ばれる方が、その腕を競っておられたころです。
ボーリング場は、小さな私には、まったく関係なかったし、父もまた全く興味を示さなかったけれど、
その隣の「ロシア料理」は、父も大いに興味を示し、わたしもその恩恵にあずかることが出来ました(幸)
ボルシチやピロシキの美味しさにも感動したけれど、もっと忘れられなかったのは「マトリョーシュカ」
真っ赤なスカーフと、美しいお花模様の描かれた、入れ子のお人形は、珍しさと、その美しい光沢と、
もう小さな私は、すっかり虜です(笑)
けれど、ウィンドウの中のお人形は、手の届くところにあるものではなく、それがまた、今も特別な感情を抱かせるのかもしれません。
とにかく、あのころ憧れたマトリョーシュカ。
旅の思い出と、あのころの甘い思い出が重なって、
なんとも言えず、優しい気持ちになるわたしです(幸)
※)ちなみにマトリョーシュカの発祥起源は日本の入れ子人形。
箱根を訪れたロシアの玩具メーカーの社長が、七福神の入れ子人形に感激し、ロシアに持ち帰ってできたそうです。
最初に発表されたのが、パリ博覧会。
エッフェル塔と同じとは、また何とも言えぬ思いがあります。
「マトリョーシュカは、ロシアの一般的な女の子の名前、マトリョーナちゃんから来とるのって。」
「日本やったら、花子ちゃんやな」
「って、今は少ないか。。。。」
「そういえば、犬の名前も、マトリョーナちゃんって、無いなぁ。。。」