遠足
昨日は、用事があって、高速道路を走りました。
空の高い、とてもよいお天気は、どんな用事であれ、お出かけが楽しくなるものです。
隣を、大型の貸し切りバスが過ぎてゆきます。
助手席で、ナビゲーターを務める娘が、
「あ、可愛い。小学生かな?」と、覗き込みます。
11月だから、修学旅行の時期じゃないよね。
秋の遠足!かな。と、話し合います。
わたしは、小学生の時、いつもは熟睡できるのに、
遠足の日の前日に決まって、なかなか眠りにつけませんでした。
二段ベッドを横にして、二つ並べた新しい子供部屋は、広くて余計に落ち着かなかったのでしょうか。
隣からは、すやすや妹の寝息が聞こえます。
やがて眠りにつくのですが、決まって「朝ねぼうして、遠足に遅れる」夢を見るのです(涙)
考えたら、なんて小心ものなのよねぇ。。。
と、娘に話したら、
「しょうがないよ。あのしーさん(娘は父のことを、おじいちゃんと言わず、そう呼びました)の娘やもん」
確かに父はよく言いました。
「お父さんは今でも、試験の夢を見る。それが決まって、間違えたところを消しゴムで消すと、答案用紙がビリビリ敗れてゆくんや。」
「ママのは、遠足の遅刻の夢、お父さんのは、試験の答案の夢。ああ、なんか悲しいと思わん。。情けないなぁ。。。」
と、でも今更、小学生の時に見た夢を、どうするわけでもなし。。
車は、他愛もない会話を乗せて走ってゆきます。
隣のバスは、全部で2台。
今日はみんな、お母さんの手作りのお弁当でしょう。
お母さん、張り切って作られたのでしょう。
みんなきっと、今夜は良い夢を見るのでしょう(笑)