What’s new Lila

文化

2012.01.06
                 
              娘が小学生のころ、人間重要文化財に指定された、
            江戸の人形師の方にお願いして作って戴いた「羽の禿」
            これも、美しい日本の誇る文化の一つ 大切にしたいもの。
      
今年は、昨年暮れから、頑張っておせちを作りました。
ここ数年、おせちを取り寄せていたけれど、何だかちょっと違う気がして。
お節料理は、元来日本の文化の一つとして、長い風習の間に生まれてきました。
三が日は、どこもみな、仕事をお休みして、新しい年の門出をお祝いします。
もちろん、そうだから、主婦のお仕事も三が日はお休みして、お祝いしましょうと、
少なくとも私が子供のころ、実家では、年末に様々な縁起にちなんだお料理を用意して、お重に盛り付け、
和室の出窓の下にある、天然冷蔵庫に保管して、三が日を祝いました。

ところが、お取り寄せしたおせちには、「賞味期限 冷蔵庫で保管の上 一日中にお召し上がり下さい」とあります。
これでは、主婦にお休みはありません。
また、一品ごとに、どんな添加物が入っているのか、材料なのか、お醤油の塩分は?お砂糖の量は?と、
年々齢を重ねる私たちにとって、大切な情報が無いことにも気づきました。
そして、何より、我が家で作るのが一番美味しい! と言ってくれる家族の言葉がエネルギーにもなるのですが(笑)

さて、年末の26日に、クリスマスツリーを片付けた後、27日に大掃除その一、28日にその二を済ませて、
29日には羽子板を出しました。
30日には、「一夜飾りは絶対にあかん!!」 という父の言葉を守って、しめ縄飾りを付けました。

新年のお節料理の中には、黒豆の煮豆もありますね。
わが家の黒豆は、まだ母の担当。
母の作る黒豆は、ぷっくりと丸く、光沢があり、パンと張った表面には、皺ひとつありません(羨ましい・・・)
黒豆を炊くために、父の日曜大工入れから拝借した古釘を、毎年大切に、キッチンで保管し、これを入れて炊き上げます。
「お豆さんは、豆になりますように・・・」と、手を合わせて戴いていた祖母の美しい顔が目に浮かびますが、
日本人のこういう文化は、でも考えたら、年末にはしめ縄を飾り、羽子板をだし、2月には、豆まきをして、三月にはお雛様にバトンを手渡してゆく。。。
そういう、マメさが作り上げたものに、相違ないなと、ふと考えます。

最近は、日本のアニメを、文化と呼ぶと聞きました。
アニメが悪いとは思わないけれど、こういうものと同じ括りの中に入れられたくは無いなと、
古い頭の私は思うのです。。。
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