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かきねの かきねの 曲がり角
2012.01.21

山も野原もわたぼうし被り 枯れ木残らず 花が咲く

息子の車もわたぼうし。
わたしが、子供のころは、偕楽公園の前はまだ舗装が徹底しておらず、
雨の日や、雪の日には、長靴を履かなければ、到底歩くことが出来ず、もし運動靴のままで歩いたなら、
たちまち靴は泥だらけ。
真っ白にレースのふち飾りの付いたソックスも、ついぞ取れない汚れになりました(涙)
いまは、少々くらいの雨ならば、ヒールの靴でも、汚れること無く歩けるようになりました。
時代は、変わったものだなぁ。。と、少々年寄り臭いセリフでしょうか(笑)
それにしても、あのころはよく雪が降りました。
手も足も冷たく、母に買ってもらった白いモヘアの手袋をしても、指先だけが、痛いくらいに冷たかったのを覚えています。
ランドセルを背中に背負いながら、「かきねのかきねの曲がり角・・・」と歌って歩きました。
仲良しのじゅんちゃんは、細い細い指をしていて、しもやけが出来ました。
じゅんちゃんの指先を、自分の痛みのように感じながら、一緒に歌って歩きました。
「山茶花 山茶花咲いた道・・・」
あのころは、家々の垣根には、山茶花の花が咲いていました。
そういえば、最近はあまり山茶花も見かけなくなりました。
庭の植木も流行があるのでしょう。
実家の一番古い庭木の中にも、そういえば山茶花があって、父は冬に山茶花、春にツツジを楽しんでいたっけ(笑)
今日は大寒。
その割には、雨のそぼ降る、比較的暖かな一日です。
息子から届いた北の風景。
むこうはしっかり「大寒」です(笑)
みなさん、お風邪を召されぬように・・・(祈)