目で見たものを、もっと美しく伝えたいのに。。どうか、夜の冬空を眺めてみてください(涙)
　

ここ数日は、風が強く、寒い日が続いています。
こんな冬の日は、空気が澄んで、星空がとても綺麗です。
昨日、車で走っている時に、見上げた空の月と金星も、引き寄せられるほど綺麗でした。
月は、細い弧を描いて、三日月の様を呈していました。
金星は、そのすぐ斜め横に、寄り添うように輝いていました。
ずっと追いかけながら見ていると、時間は移ろうのに、両者の間は、縮まることなく開いています。
いったい、長い長い年月の間、ずっとそうしていたのだろうと、何だか少し切なくなります。
何を話しているのかしら？と、おとぎ話のようなことを考えます。
「もっと近くに行きたいのに」なんて、考えてたりして?? と、私が言うと、主人は笑いました(笑)

さて、この三日月、とても美しいものです。
まん丸の時より、青く、細く輝くさまは、妖艶で、幽玄の世界です。
で、主人曰く、
「同じ方向から太陽の光を浴びているから、もっと近くで見たら、金星も三日月に見えるよ。」と言います。
それは、想像すればさらに素敵です。
で、じゃあ、同じ方向から照らされている地球は? と聞くと、
「火星から見た地球は、ブルーの三日月だよ」
と言いました。

なんだか一冊、新しい童話が出来そうです。
今日も、ちょっと空を見上げてください。
三日月と金星は、仲良く仲良く寄り添っています。