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ライラック
2012.01.28

今年の初め、ライラックの花をNAPUAさんで見つけて買いました。
今から20数年前、主人と出掛けた新婚旅行先は北海道。
一週間で、札幌、トマム、網走、知床、摩周湖、十勝、富良野、小樽と、強行軍ではあったけれど、
若かったからなのか、新婚旅行というエネルギーなのか、とにかく楽しかった思い出だけが残っています。
主人は、獣医師という職業が天職なのか、この時の写真ときたら、
牛、キタキツネ、蝦夷リス、羊、はては、道行く犬まで、
自分たちの写真より多いくらいの動物たちの写真が残っています。
けれど確かに、みな愛らしく、こんなにたくさんの動物たちと出会うことも奇跡というべきなのかも知れません。
特に、キタキツネに出合った時は、二人とも興奮し、
知床の土産物屋さんに時折訪れるという親子連れに、2時間ほどかけて時間を費やし、
メロンパンを手から持って行き、喜びのダンスを目撃したときは、それはもう幸せでした(笑)
もちろん、「るーるるるー・・・」という、呼び声も忘れませんでした(笑)
季節は、夏に移る前の5月の終わりで、北海道の5月は花が一斉に咲くよと聞いていたものの、
その年はまさに「リラ冷え」で、札幌でも雪がちらつく始末。
凍えるほど冷たかったのを、覚えています。
当時の北海道の花と言えば、「ライラック」
お土産物屋さんには、ライラックの花を、小さなガラスに閉じ込めたペンダントや、キーホルダーが、
たくさん並んでいました。
それから10年ほどして、父と母が北海道に出掛けるようになったとき、
あの時見た懐かしいペンダントを父におねだりしておきました。
ところが、10年の歳月の間に、流行はリラの花から、ラベンダーに移ったようで、
わたしの手元には、ラベンダーのペンダントが残っています。

リラちゃん、尻尾見えないね。ご自慢の尻尾(笑)
さて、ライラック。
やはり見れば、懐かしい思い出が蘇ります。
懐かしさと、愛着を込めて、我が家のふたりめのワンの名前をリラにしたけれど、
ライラックの房が下がる様が、どうもリラの尻尾に見えるのは、
わたしだけの親心なのでしょうか(笑)