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きょじん たいほう たまごやき
2012.03.15

夜、息子を迎えに行くために、名古屋まで車を走らせました。
名古屋の街は、ネオンが綺麗で、昼間とは違った表情でした。
車のミラーに映る風景は、さらに違って見えました。
時代も、ミラーの表情と同じく、どうもわたしには、違和感に思うところがあるのですが・・・
母方の祖母は、93歳でこの世を去りました。
今も、そのおおらかな笑顔は、私の心に残っています。
人は、進化した動物の中でも、唯一、亡き人を、ずっと思うことが出来る、ありがたい心を神様から受け取りました。
わたしが父を思うように。
わたしが祖母を思うように。
祖母は、90歳ころまで、たばこを吸いました。
スーパーばあちゃんですね(笑)
でも、祖母がたばこを吸い始めたのは、祖父が亡くなってからだと、ずっと後で知りました。
祖父を亡くした悲しみが、祖父を思う心が、そうさせたのでしょう。
今思うと、またチクリと心が痛みます。
祖母は、巨人のファンでした。
亡き父は、ねっからの中日ファンで、アンチ巨人。
祖母がたばこと同じく、巨人を応援するようになったのも、祖父を忍んでと知ってから、
もうちょっとした喧嘩のように言い合いする二人に、「お父さんも、もうええやん。おばあちゃんに言わんといたって」
と、諭してみましたが、頭で理解しても、心がなかなか追いつかない父は、よくほぞを噛んでいました(笑)
これも、今となっては、両方がわたしの良き思い出です(笑&涙)
昔の人は、巨人・大鵬・たまごやき
と、日本人の好きな定番だったらしく、祖父もそれに漏れぬ、穏やかな平凡な善き人でした。
さて、時代は変わり、いまや
漫画 韓流・・・たまごやきの代わりはなんでしょう???
どうも、古いわたしは、やはり現代人にはついて行けそうにありません(涙)