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春その2
2012.04.19
春は名のみの風の寒さや
父とよく歌った歌を、思い出します。
今年は、もう5月を目前にしているというのに、まだまだ肌寒く、
朝晩は、一枚カーディガンを羽織って過ごします。
原発再稼働反対!!と、子供の明日を憂慮するのを、森の鶯や精霊が、後押ししてくれている気がします。
それでも春は、ゆっくり歩みを進めています。
偕楽公園は、もうすっかり葉桜になり、
ここぞとばかりに、ツツジが濃淡の桃色を、山の斜面一杯に広げていました。
わたしが、子供のころは、偕楽公園で春祭りがありました。
あれは、四月の終わりの、ゴールデンウィークのころでしょうか。
なかでも宝探しは、子供たちにとって一大イベントで、
木のうろや、ベンチの下、桜の葉影に隠された、宝ものの番号を書いた紙を探して歩きます。
みつけると、公園の広場の舞台に持って行き、その場で書かれた番号の景品と交換します。
幼馴染の大ちゃんは、
「くみちゃん、宝探しの紙、朝隠しとる。」
と、朝早くに、偕楽公園に駆けてゆき、
お役所のおじさんのうしろをつけて、隠した紙を拾います(笑)
あんまりたくさん拾うので、おじさんは、根負けして、
「たのむわぁ。これやるから、もう勘弁して。。」
と、いくつか景品を戴きました。
今はもう、宝探しはしないのでしょうか。。。(笑)

早春賦
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声も立てず
父とよく歌った歌を、思い出します。
今年は、もう5月を目前にしているというのに、まだまだ肌寒く、
朝晩は、一枚カーディガンを羽織って過ごします。
原発再稼働反対!!と、子供の明日を憂慮するのを、森の鶯や精霊が、後押ししてくれている気がします。
それでも春は、ゆっくり歩みを進めています。
偕楽公園は、もうすっかり葉桜になり、
ここぞとばかりに、ツツジが濃淡の桃色を、山の斜面一杯に広げていました。
わたしが、子供のころは、偕楽公園で春祭りがありました。
あれは、四月の終わりの、ゴールデンウィークのころでしょうか。
なかでも宝探しは、子供たちにとって一大イベントで、
木のうろや、ベンチの下、桜の葉影に隠された、宝ものの番号を書いた紙を探して歩きます。
みつけると、公園の広場の舞台に持って行き、その場で書かれた番号の景品と交換します。
幼馴染の大ちゃんは、
「くみちゃん、宝探しの紙、朝隠しとる。」
と、朝早くに、偕楽公園に駆けてゆき、
お役所のおじさんのうしろをつけて、隠した紙を拾います(笑)
あんまりたくさん拾うので、おじさんは、根負けして、
「たのむわぁ。これやるから、もう勘弁して。。」
と、いくつか景品を戴きました。
今はもう、宝探しはしないのでしょうか。。。(笑)

早春賦
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声も立てず