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春その3
2012.04.21

写真の中央にいる紫とオレンジの斑点の虫が、テントウムシの幼虫。
写真の左端には、アブラムシがたわわに実る種のように・・・
散歩の途中、この写真を撮りながら、娘は「うへぇ。気持ちわるっ」と(笑)
まだ息子が小学生のころ、実家の前庭にたくさんの花を植えました。
カモミールや、それこそ美味しそうな?花には、すぐにアブラムシがやってきました。
アブラムシの天敵は、テントウムシ。
野原の小さなマメ科の植物は、どうやらアブラムシの好物らしく、いつもびっしりとアブラムシが付きます。
すると、決まってテントウムシの幼虫が、せわしなく動き回っては捕食しているのを見かけます。
小さかった息子は、我が家の花々の為に、お友達とこぞって出掛け、マメ科の草から、大量のテントウムシの幼虫を
招いて来てくれました(笑)
おかげで、我が家の前庭は、気持ちよさそうに花を咲かせていました。
テントウムシの幼虫は、グロテスク。
昔読んだ、「醜いあひるの子」という物語を思い出します。
この疎まれるような姿で、ひたすら植物の害虫を食べ、
そしてあの真っ赤な美しいテントウムシになるのです。