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電気ご使用量のお知らせの小さな文字
見れば見るほど気分が悪くなる電気料金のお知らせ。
先日の名古屋での中電職員の発言以来、余計に腹立たしい!!!
そして、今年大活躍のうちわ。
今日は風の吹き抜ける日。
暑さはなかなかのものだけれど、今日もまた「再稼働反対」と一人唱えながら、窓を開け放しています。
汗は伝うけれど、それもまた心地よしです。
クールビズというキャッチコピーを百貨店で見かけます。
確かに人は、首元を締めていると一番熱がこもり、暑さを感じると言います。
それではと、アイスノンを首に巻いて、自分の静脈を冷やせばいいんやん。と、
なんとも、人さまにはお見せできない出で立ちでもあります(笑)
サザエさんのスカートの話をよく日記に書きました。
お母さんのフネさんが、サザエさんに言います。
「この生地で、ワカメのワンピースを作ってやってちょうだい」
するとサザエさんは答えます
「あら素敵な生地。あまったら私のスカートも作ってもいい?」
数時間ののち、サザエさんが、ものさし片手に悩んでいるのを見たフネさんは、笑いながら声を掛けます。
「あんたのスカート分は、また買ってあげるわよ。」
するとサザエさんは答えます。
「私の分はもう取れたのよ。問題はワカメのワンピースよ。」
中部電力からのお知らせの「電気使用量のお知らせ」
そこには、我が家で使用された電気の使用量と、その金額が書かれています。
そしてよく見ると欄外に小さな文字で「太陽光発電促進付加金単価(税込)と書かれています。
正確には、先月まではそうでした。
いまは、もうひとつ増えて「再エネ発電促進賦課金単価(税込)というのも書かれています。
日本中にこんなにたくさんの原発が稼働しているということを、もっと責任を持って知ることもせずに、電気を使用していた自分自身に嫌気がさし、反省ですが、こんな小さな文字を隅々まで見ることなく、放っていた自分にもまた反省です。
で、いまはまだ、再エネなにがし・・のほうは、課金がされておらず、これはこの前ニュースで言っておられた、電気料金買い取り制度を、結局私たち末端の庶民が支払うものというのはわかりました。
では、先の太陽光なにがし・・・ですが、これは何のことやら判りませんでしたので、中電に電話してお尋ねしました。
ところが、中電側曰く、「何のお金か判りません」という回答。
これは、経済産業省からのお達しなので、私たちは取るだけです。と仰います。
で、じゃあ、判ったら電話してくださいと、お約束しましたが、その後数か月無しの礫です。
ちなみに我が家でひと月に1円64銭。
これはその時の電話によると、企業も個人もみな負担しているとのことで、それなら一年間では、莫大な金額になりますよね。
これが、買い取り制度の付加金だと思っていたのですが、どうやら新しく賦課金が科せられるのなら、
また違った名目があるのですよね。
さて、サザエさんのスカート。
電力会社は、その料金の試算を自らの経費(つまりは、給与や賞与なども)含めてはじき出すそうです。
つまり、わたしたちが支払う電気利用料金は、私たちが使った料金だけでなく、そこには「サザエさんのスカート」つまり、
あらかじめ、職員の賞与や給与も上乗せされているそうです。
経済が不透明になって、消費税が上がるとおびえ、すなれば、利潤の幅を下げて、儲けの幅が減れば、給与や賞与が下がらざるを得ない。というのが、私たちの社会の常ですね。
もうすぐ土用の丑の日。ウナギの高騰と経済の貧窮に、ウナギ屋さんは頭を抱えていらっしゃると言います。
とうてい、ウナギのかば焼きに、給与や賞与を上乗せするなどできません。
先日の「原発割合の意見聴取会」で、名古屋では、中電職員による、言語道断な発言がありました。
「東京電力福島第一原発事故では、放射能の直接影響で亡くなった人は一人もいないのだから、原発は20~25%で、これからも増やしてゆき、依存してゆくべき」と、腸が煮えくり返る発言をされました。
結局、自分の腹だけを心配した無責任な発言ができるのは、こんなぬくぬくした体質の中にいるからこそ。
そして、こんな滑稽で馬鹿らしい発言が出来る人間の給与や賞与の為に、わたしたちが電気料金を支払っていると思うと、
また余計に腹立たしくなるのです。
野田政権に何も望まないのと同時に、いまの電力会社には、何も望みません。
再生エネルギーが開発促進してゆくためなら、惜しまずに、どんな付加金も払い続けます。
ああ、シュプレヒコールは、神のもとに届かないのだろうか?と、心底思うわたしです。