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頭の中の駅西の風景
2012.07.27

小学校のはじめのころは、自宅から駅前まで、舗装されている道路はそんなに多くありませんでした。
道はまだ土のままの道で、実家のあたりはもともと山だったということで、粘着質の赤土は、雨が降ればすぐにドロドロ。
雨降りに長靴は欠かせません。
それでもあたりはまだまだ木々が多く、公園の緑も深い腐葉土と下草や枯葉に覆われていて、
雨が降っても保水が良いのか、公園の道を水が駆け降りることはありませんでした。
今、車で同じルートを走って思うのは、みな道は便利に舗装されて、雨が降ってもぬかるむことも無く、
ハイヒールでも、少々ならば、泥にまみれることもありません。
それでも、夏はあのころよりも数段暑く、ジリジリと照りつけるのは夏の太陽だけでなく、アスファルトからの熱気。
車の量も、私を含めて多くなり、これでは暑さも増すはずと、自分を含めて嫌になります。
いっそ、アスファルトをみな掘り起し、護岸工事した川は、もういちど蛇行させ、柳を植え、小さな水車で地域に電気を送り込む。
そんな理想が、実現出来たらいいのにねぇ。
「ママに魔法が使えたら、あっというまにしてあげるのにねぇ。。」
と、娘と夢を語りました(笑)