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暑さ寒さも、彼岸まで
2012.09.13

暑さ寒さも彼岸まで。昔の人は佳く言ったものと、耳に馴染んだ言葉です。
暑さもあともう少しと、自分で自分に言い聞かせます。息子が学校に戻って行って、ああ、私の夏も終わったなと思います。
母親とはかくありきと、ふと思って笑えます。
夏の暑さの中、公園の木々は、冬に備えて光合成を活発にしようと思うのか、枝葉を大きく広げています。
足下はしっかと大地を踏みしめています。でもひょっとして、真夜中過ぎに、そのしっかと踏みしめた足をバラバラと引き抜いて、そのあたりを散策せんとばかり、闊歩していたら??と、いつも考えます。
今はしんとして上を向いている枝を、あたかも腕のように振り回し、地中深く埋められた根を、長い足のごとく踏み出して歩いていたら??と、想像するのも楽しいものです(笑)
昨日と今日の、クヌギや桜やサルスベリが、少々ずれたところに位置していても、朝になって佇んでいれば、きっと誰も気づかないのです。
ああ、そう考えたら、なんだかワクワクしませんか?
もうすぐお彼岸。結局原発が動いてなくとも電力は賄え、今までは何だったのでしょうね。