What’s new Lila

発送電分離は見送り

2013.01.26
    
湯たんぽとスリッパで節電。あとは動く白と黒の可愛いカイロも重宝(笑)


見出しのニュースを昨晩の報道ステイションで知りました。
今朝の新聞で調べてみると、朝日では13ページの中央に小さく書かれていました。
確かに今はアルジェリアの事件があまりにも惨く許せず、一面に大きく掲載されることは当たり前のことです。
けれどもこの大切なことをこのタイミングで出す政府には、策略の意図を感じずにはいられません。
地方自治体と企業が、国任せに出来ないと新しい電力のあり方を模倣する中で、
電力会社と政府のこの体質は、ああ、またかと思わずにはいられません。

発送電分離があって、電力は自由競争になり、私たちは安く安全で安心な電力を選んで購入することが出来ます。
今、まさにこのタイミングで「電力値上げ」を電力会社は国に申請しました。
私たちや、特に福島の人々は、原発の放射能の恐怖と、風評被害と、実質の津波被害と言う三重苦に苦しみながら節電していると言うのに、いったいこの国は何を考えているのでしょう。

安倍政権のバラまきに目隠しされても、(だいたい私は自民党には投票さえしていないと言うのに!!)
この問題だけは、忘れずにきっちりと異を唱えなければなりません。
今、努力しなければ、将来のこの国の子供達に安全な未来が約束されません。

原発労働者の実態も、ベールに包んで明らかにされないままですが、過酷で体を壊しながらの労働者の上に成り立っているような電気でも、あなたは平気で使いますか?

先日書いた「天空の蜂」物語は佳境に差し掛かりましたが、ここに作者の上手な表現がありましたので、
記しておきたいと思います。

政府の甘いあめ玉に惑わされずに、「駄目絶対!!」を見極めたいものです。

「原発が大事故を起こしたら、関係のない人間も被害に遭う。言ってみれば国全体が、原発という飛行機に乗っているようなものだ。搭乗券を買った覚えなんか、誰も無いのにさ。だけどじつは、この飛行機を飛ばさないことだって不可能じゃないんだ。その意志さえあればな。ところがその意志が見えない。乗客たちの考えがわからないんだ。一部の反対派を除いて殆どの人間は無言で座席に座っているだけだ。腰を浮かせようともしない。だから飛行機はやっぱり飛び続ける。」

この小説が書かれたのは1991年ですから、たしかに当時の私たちは、黙って、いえむしろ何も判らず座席に座っているだけでした。
けれども3.11以降、私たちはその恐ろしさを目の当たりにしました。そして座席から立ち上がり、
「降ろせ!!」と声を上げています。

今日の新聞にはまた、3ページに泊原発にも活断層かとありました。
不穏で不安な電力からはやく決別し、新しい電力形態を確立する為に、私たちは惑わされてはいけません。
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