What’s new Lila

鬼から電話が掛かってくる!

2013.06.09
窓の外では、雉子バトが鳴いています。
独特のハミングで、聞いていると何だか和みます。
(妹の家の玄関のオリーブの木の中に巣を作りました。大きな雉子バトが2羽。ちょっとギョッとしたけれど)

はじめに。
「薔薇色の微笑み」の欄に、投稿を下さったぽこちゃん。
ありがとうございます。
こういう何気ないお言葉が、いちばん嬉しく、頑張ろうと士気が上がります。
職員一同、嬉しくて「薔薇色の微笑み」になりました^^

リーーン、リーーン「もしもし、鬼だぞーー」

先日娘が言いました。
「最近は、言うことを聞かない子には、鬼から電話が掛かってくるんやって。」
「え、何それ?」っと、わたし。
「そういうアプリがあるのって。で、お母さんの言うことを聞かないと、鬼から電話が掛かってくるわよ!」
って、言いながら起動させると、電話が鳴って、鬼が喋ってくれるらしい。
「聞かせてもらったんやけど、これが、太い声で、標準語の丁寧語で、何してるの?って来るから、子供は恐いと思うわ。」
と、娘が続けました。

わたしが子供の頃、いわゆる、物ごころというやつが付くまでは、実はわたしはオオカミが怖かった。
あの頃はまだ、今のようにゲームやテレビもさほど無く、日々のお供は絵本でした。
絵本の中で、大抵悪者と言えばオオカミで、これは、ひょっとしたら欧米で暮らして行く上で、家畜を襲うオオカミとの実際の日々が、そういうストーリーを産んだのかもしれませんね。
でも、あのころの私は、オオカミは2足歩行する恐いものというイメージでした。
で、もちろん母は、「ああ、そんなことしてたらオオカミがくるわ」と言うわけです。

ある日、多分眠りが浅くて、明け方にふっと目覚めたのだと思います。
わたしは幼稚園に行くか行かないかの幼かったころ、私たち家族は、叔父夫婦の家の二階に住んでいました。
父が、神戸からこちらに会社を移転させるさなかで、とりあえず暮らしたこの家は、外階段で、叔父の一階部分からは独立していました。
外階段は、金属の階段で、登るとカーン、カーンと足音が響きます。
窓の外が明るくなる手前の宵闇で、カーン、カーンっと音がしたとき、もう絶対にオオカミが来たと思いました。
「なんで、悪いことしてないのに」と、お布団の中に、出来るだけ、入るだけすっぽりと体を入れて、ドキドキしたのを覚えています。恐さが強烈で、記憶も強烈に鮮明に覚えています。

翌朝、キッチンで母に「昨日、オオカミが来たよ」と言っても、母は「あらそうなん」と、しれっとした感じ。
私の母は、まあこう言う時に、あんまり子供に合わせて話を広げると言うことをしない人でしたので、
今考えたら、本当にしれっとした感じです。
(もうちょっと、それなりに深く掘り下げて、子供に向き合ってやったら良かったのに)と、今更考えたり(笑)

さて、わたしのオオカミ事件はさておき、今も昔も、親が子供に言うことを聞かせるとき、
「◯◯が来るわよ!!」と、ちょっと脅かすのは変りません。
でもその形態は、大きく様変わりしたのですね。
もちろん形態だけでなく、携帯にも変りましたけれど(笑)
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