What’s new Lila

茄子の棘(トゲ)

2013.06.15
結婚して、毎日食事を作ることになると、初めてのことに沢山出会います。
そのひとつで、苦い思いをしたのが、茄子の棘。
私の母は、前にも書いたけれど、元来おおらかな人で、
キッチンで一緒に何かをする時も、手伝うわたしに「これに気をつけて」とか「こうすると良いから」とか、
そういうことを教える人ではありません。
だから、子供の頃から一緒におせちを作るのを、楽しみに手伝ったけれど、教えてもらったのではなく、
何となく覚えて行った感じですし、茄子の蔕に棘があることも、結婚して、刺さって、痛い思いをして初めて知りました。
(そんなおおげさな!と思われるでしょうけれど、刺さった場所が、爪の間で、化膿して飛び出すまで、取り去ることが出来ず、もう冷や汗ものだったので、ちょっとしたトラウマです)

私の性格と言えば、父に似て、「そこまで言わんでもええんちゃう?」と言うくらい言う方。
我が家の子供たちには、「お茄子には棘があるから、気をつけて」と、もう何度も、何度も言ったと思います。

で、キッチンの必需品で、あると便利なのがラジオペンチです。
茄子の蔕はこれで取り除きます。
蔕の下の果肉の部分は、柔らかくて美味しいです。
ですから、蔕の部分を多めに切り落とすのはもったいないし、手に棘も刺さらずに、一石二鳥です。
他にも、お魚のフライを作るとき、小さな小骨を取り去ったり、
長い筒状の瓶の中を洗うとき、スポンジをつまんで洗ったりと、何かと”ベンリなペンチ”です。

この暑い時期に、加茂茄子を縦割りしたら、
フライパンに「くっつかないアルミホイル」を敷きます。
中火で身の方をゆっくり焼いて(このとき、普通のアルミホイルをフライパンの上に置いて、蒸し焼きにします)、焦げ目が付いたら、皮の方に裏返します。
ゆっくり焼き上げるあいだに、薬味を刻みます。
新生姜を薄切りにして、さらに細い線切りにします。
薬味ネ葱は、輪ゴムを掛けて切ると、細い小口切りにし易いです。
茗荷は縦割りした後、薄く線切りします。
いりごまを、すりつぶしておきます。

焼き上がった茄子をお皿に載せて、お味噌を載せ、上に薬味を載せたら、お好みで七味唐辛子を。
冷酒でも、ビールでも、焼酎のロックでも。
わたしは、カロリーゼロのノンアルコールビールですけど(笑)

美味しいお茄子。
食べられることへの抗いに、棘をたてているのでしょうか(合掌)






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