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近鉄特急
2013.10.20
連休で近鉄特急の中は空席無しの状態。
隣の席の方に、自分の切符を見せて、置いていらした鞄を除けて頂き、座っていると、
何だか難しい顔で車掌さんがいらっしゃいました。
ああ、さっき間際に買った切符の情報が、まだ届いてないのかなと、自分の座席の切符を見せると、
どうやら隣に座ってみえた男性の切符の提示を促す様子。
で、男性は、その座席の切符を持っておらず、あまりに堂としていたので、本当の切符の持ち主が、声をかけにくかったらしい。
私の席から鞄をとる際も、さもご自分の席のような顔をしていたなあと、変に感心。。
それにしても、切符を車掌さんに提示する時ちらっと見たけれど、あの座席のナンバーをボールペンでクシャと消してあったのは、何だったのかな。
世の中は不可解。
さて、電車は終点に到着。
と同時に、小さな子供の泣く声。
よく聞いてみると、「だって、眠たいの〜」と泣いている様子。
ああ、懐かしい小さな子供の声。
いまはもう、めっきり耳にしなくなった懐かしい声。
そういえば、我が子たちも、特急電車を降りるとき、いつの間にか、その揺れに気持ちよく微睡んで、
降りることを拒否して泣いたっけ。
そして私は、いつも子供たちの帽子を落としたっけ。
ねえ、お母さん。あの帽子、どこに行ったのでしょうね。ほらあの、リボンの付いた黒いベレー帽ですよ。
と、頭の中で、松田優作さんの台詞を思い出して、ひとりごちた私です(笑)