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クローン
2013.10.31
先日、お世話になっているK教授の愛犬が亡くなりました。
お寺でのお弔いの間、教授はずっと手を合わせて「ありがとうな。ありがとうな。本当にありがとう」
と、亡き愛犬に語りかけていたそうです。
夏の終わりに、公園の木々に蝉の抜け殻をみつけることがあります。
何となく寂しそうに見える抜け殻は、まるでこの世から抜け去った魂の抜け殻のようにも見えます。
命は、終わりがあるからこそ美しく、尊いものです。
教授が、ありがとうと手を合わせるそのずっとむこう、極楽浄土というところがもしあるとしたら、
きっと目にはみえないけれど一つのエネルギー体のような魂は、それを聞いていると、わたしは信じています。
昨日の新聞に、クローン犬のことが書かれていました。
日本からも問い合わせがあるということですが、それがたとえ研究の為であっても、
何となく違和感を覚えずにはいられません。