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水仙の花
2014.03.19
今年も父の大切にした水仙の花が咲きました。
実家の庭に、母曰く、「もう、どんどん増えてくるわ」
という水仙は、香りも高く、
日本は、その父達が「繰り返すな!」と、
憲法の改正や、解釈の改正を強硬に進めようとする安倍さんは、
我が家に泊まっていった若者たちは、国は違っても、
たとえ理想論と言われようと、平和憲法の元、
どこにいても、若者たちは携帯片手にゲームでも楽しんでいるのでしょうか。
そんなややもしたら平和ぼけした彼らが、戦場で他国の若者と出会い頭に、銃で撃って人を殺めることが出来るのでしょうか。ヨーイドンで、どちらかが撃たなければ片方が殺される。そんな状況に、我が子たちを置くことが出来ますか?
田中角栄氏が総理だった時、宇都宮徳間氏の指揮の元、
戦争中、学生だった主人の父は、アメリカ軍の爆撃から逃げ惑い、
成人している自分が、失禁するほどの恐怖を判るか?と、義父は言いました。
当時もう少し年齢の下だった私の父は、学徒動員で戦闘機を作る工場に、強制労働に駆り出されていました。
戦闘機を作るから爆撃の恐怖はただ者ではなく、子供の頃に、生と死が表裏にある状況を考えられるか?と、言っていました。
いま、日本が軍備を持ったら、アメリカにも、中国にも勝ると、
まるで、戦争中に、日本は絶対勝てると思っていたのと、
いったいこういう自信はどこから来るのか。
東京都知事選挙で、もと自衛隊の方が、
いま、アメリカで戦争によるPDSで自殺する若者は、
この国の代表は、戦争がしたくて、
民意と反対の方向を向いている総理には、
私に、いま一つだけ願いを叶えてあげると、神様が仰るなら、
迷わずこれを願うのに。
どうか、せめて世の子を思う母親だけには、この私の思いを判って欲しいと、
水仙の花を見るたびに、毎年毎年思うのです。