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龍馬とクッキー
2011.09.04
美味しいクッキーは、ワインにもよく似合って。美味しいって幸せ（酔）
昨日、遅ればせのお誕生日の続きをしました。
主人のお誕生日は先月でしたが、お誕生日の贈り物を、何にしようかと、思いあぐねていました。
昨年は、鮎釣り用のちょっとカッコいいベストを贈りました。
ベストは、一度一緒に出かけた釣りで、とても主人に似合っていました（笑）
今年の夏に、京都に出たとき、「龍馬扇」という、ちょっと粋な扇を見つけました。
江戸時代、まだ、エアコンももちろん、扇風機さえなかった時代、
龍馬のような下級武士たちは、柿渋で塗られた安価な扇で、夏の涼を得たと言います。
龍馬が、穿き古した袴の裾を翻し、柿渋の扇を振るいながら、当時の仲間たちに、日本の行く末を案じ、説いたのを思うと、
ちょっと心が踊りませんか？
主人は最近、NHKのオンデマンドで、また龍馬伝を再確認している様子。
福山さん演じる龍馬は、スマートで軽やかなるのもそうですが、とても親しみやすく、
今までの誰の龍馬より、近い存在に感じます。
そんな、龍馬の雰囲気に、世の男性たちは、自分と重ねあわせるところもあるのかもしれません。
世の中は、どんどん複雑になり、自分の目指す、志すままに行かぬとも、
龍馬の、まっすぐで、潔白なその姿に、我もそうありたいと、今の男性たちがそう思う気持ちも、
なんとなく判る気がするのは、私だけでしょうか。
さて、そんな「龍馬かぶれ」な主人に、今年選んだのが、この龍馬扇。
美しい漆黒の扇を仰いで、主人は、これからも、物言わぬわが子たちの為に奔走してくれるはずです。
「まっこと、そうぜよ！」
と、龍馬は、天で笑っているでしょうか（笑）
昨日の「お誕生日の続き」は、戴きものの、「サントチャペルさん」のクッキーとワイン。
サントチャペルさんのクッキーは、いまでは珍しい、素朴で優しい味がしました（笑）
もし、龍馬にこのクッキーを勧めたら、異国の味に驚かれたのでしょうか。
「まっこと、クッキーいうしろもんは、うまいぜよ！」
