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まわるお菓子
2011.09.05

向こうがわの回るお菓子は、和菓子が豊富。また買うようになるのかなぁ。
先日さなえちゃんから届いた手紙に、回るお菓子のことが書かれていました。
さなえちゃんは、車で出かければ5分の距離だし、いつでもメールすれば事足りるものの、
いつも互いに手紙を出し合います。
郵便ポストの中を覗いて、自分宛の手紙を見つけるのは、ことのほか嬉しいものです(笑)
若い頃は、ちょっとしたことや、ふと折に触れたことは、何でも電話で済ませていたのに、
こういうことに、「風流」を感じるのは、やはり歳のせいでしょうか?
(あ、また歳のせいと書きました。海ちゃんごんね、反省)
さて、その「風流」を感じる手紙に、懐かしさを思う「回るお菓子」のことが書かれていました。
百貨店のお菓子売り場にある、「回転するお菓子の機械」
小さい頃、母にお供して、おりこうさんにしていると、よくご褒美に買ってもらったお菓子です。
円形の機械は3段ケーキのようになっていて、それぞれ8つくらいに仕切られています。
そして中には、様々なお菓子が入っています。
円形の機械は、ゆっくりと回転していて、ちょうど人が手を伸ばして、中のお菓子を取り出せるくらいの早さです。
お菓子を、備え付けのカゴに選んで入れ、売り場のかたにお渡しすると、重さを量って、金額を出して下さいます。
あのころ、優柔不断だったわたしや妹は、何回も回転するのを、一緒に首を回して見送りながら、
かごの中にお菓子を入れていました(笑)
懐かしい回るお菓子。
さなえちゃんの手紙に触発されて、久しぶりに中身を覗いて見ました。
あのころ人気のフィンガーチョコや、色とりどりの銀紙に包まれたチョコレート。
そいうえば、サッカーボールのチョコもあったけ。
針で突くと、プルンと剥ける羊羹は、おばあちゃんが来ていたときに、選んでいたっけ。
今は、すっかり様変わりして、やはり主役はキティーちゃん。
フィンガーチョコも、サッカーボールも、わたしの時代のものは、やはり引退したようです(笑)
そして、写真の向って向こうがわは、比較的古風な和菓子やお煎餅が主役。
ひょっとしたら、高齢者向け?と思い、じゃあ、また私も買うときがくるのかしら?と、ちょっと楽しくなりました(笑)
そういえば私が子供の頃には、その隣には、可愛いバスケットに入ったお菓子の詰め合わせや、
チョコレートで出来た首飾りもありました。
今はもう、こんなところで、お菓子を買って、満足する子供も少なくなったのでしょうか。
時代は、やはり変わりつつあります。
それでも私の記憶の中では、あのカラフルなチョコやラムネの首飾りを首に掛け、喜んでいたことを思うと、
やはり甘く懐かしく、うきうきとした気持ちになります。
「やっぱり変わっていくんやなぁ。」
と、妙にひとりごちた私です(寂)