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ご当地色
2011.09.13

角餅。丸餅。。うふん。むにゃむにゃ・・・・
旅行に出かけると、ご当地という名目で、様々なものが売られています。
たとえば今は、ここ津市は、NHKの大河ドラマの「お江」のゆかりの地ということらしく、
お江何とかと、やたらそんな名前を目にします。
また、どこの駅に出かけても、ベビースター名古屋コーチンとか、富士宮やきそばとか、
「ほんとは、津のお菓子やん」と思いながら、思わず手が出る、不思議なお菓子でもあります(笑)
さて先日、麦茶を作るわたしに、息子が言いました。
「あのさぁ、麦茶にお砂糖って入れる?」
「入れへんよ~。お塩なら入れるけど」
わたしの麦茶は、祖母のレシピ+α
塩は、夏場、汗をかくと、ナトリウムが不足するので入れるのと、自家製なので、腐敗を防ぐと言う意味で、
中に入れると、これが祖母のレシピ。
+αは、テレビで学んだことで、そこにインスタント珈琲を茶さじ3分の1程度入れると、
また香ばしい麦茶になるというもの。
「それって、だれか入れるのって?お砂糖?」
と、わたし。
息 子:「うん。関東では入れるんやって」
わたし:「おぜんざいって、お砂糖が少ないと、いたみが早いって言うから、おんなじ理由かな?」
と、話しながら、塩入の麦茶を飲んだ二人です。
もうひとつ、お雑煮も面白いですね。
このあたりは、お雑煮は、お澄ましに角餅。
中には、鶏肉と餅菜。(この餅菜は、お正月の頃のみ売られていますが、わたしにはどうも、小松菜に見えます、笑)
大阪に嫁いだ妹は、大阪の味。
白味噌に丸餅。
中には、お大根やにんじん、さといも、鶏肉。
ご当地は、調べれば調べるほど、奥が深く面白い。
ちょっと調べてみた内容は次の通り。
丸餅と角餅。
関東は角餅。関西は丸餅。
人口の多かった江戸の町。ひとつづつ手で丸めるより、角に切ったほうが早くて合理的という理由から。
関西の丸餅は、「円満」を意味する丸餅を、お正月に戴いたとのこと。
「いつもおすましやで、来年は、まあちゃんレシピ(妹のレシピ)にしよか。」
と、ひとり考えている私です。
「丸餅、頼まなあかんなぁ。。」