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十三夜
2011.10.08

おじいちゃんのお菓子屋さんが作ってらっしゃるとのこと。古き善き味。美味。
「十三夜って、どんな日」と、早苗ちゃんが言いました。
「十五夜が旧暦の8月15日やん。そやから、日が違うだけちゃう・」と、答えたものの、
ちょっと調べてみました。
日本では、古くから秋の名月を鑑賞する「お月見」の風習があります。お月見というと旧暦八月十五日の十五夜がもっとも有名ですが、日本では古来もうひとつ旧暦九月十三日の十三夜もまた美しい月であると重んじていました。
中秋の名月(十五夜)はもともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものですが、この十三夜の月見は日本独特の風習だそうで、一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦919年)に開かれた観月の宴が風習化したものとも言われています。
一般に十五夜に月見をしたら、必ず十三夜にも月見をするものともされていました。これは十五夜だけでは、「片月見」といって嫌われていたからです。
十五夜はサトイモなどを供えることが多いため「芋名月」と呼ばれていますが、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれています。これはお供えとして栗や豆を、神棚などに供えるからだそうです。中秋の名月の後なので、「後の月」と言われたり、「小麦の名月」と呼ぶ地方もあります。これは旧暦九月十三日の晩のお天気で、翌年の小麦の豊作、凶作を占う習慣から来ています。
十五夜はあまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜の夜は晴れることが多いようで、「十三夜に曇り無し」という言葉もあります。
と、とても判りやすく、読み心地の良い文章がありましたので、引用いたしました。
明日がちょうど、今年の十三夜。
津市は、お祭りの宵。
晴れて、美しい名月が見れると良いですね(笑)
そういえば、今夜は13年に一度大出現する流星群の見える夜。
りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)。
今夜未明、あなたの願いも叶うかも(笑)
ちなみに、写真の月は、熊野の銘菓「大豆板」
このお豆さんのお菓子、頂いた時から、わたしにはどうも月のクレーターに見える。。
このお月さま、熱いお茶にも、深煎りブラックコーヒーにもよくあって美味。
でもよくよく考えたら、小豆で作られたこのお月さま。
まさに「豆名月!!」
「ハイそこ。座布団いちまい」・・・へへ。