What’s new Lila

アラジンの魔法のストーブ

2011.10.10

            
           不思議に魔法がおこりそうな気がするアラジンのストーブ(笑)

今年は、電気の消費量に貢献しようと、
(やはり、これ以上原発は嫌です!)
夏場はエアコンをやめて、窓を開けたり、
(汗だくで、とてもではないけれど、お客さまをお迎えできるスタイルではなかったなぁ)
打ち水をしてみたり、
洗濯回数を減らしたりと、あれこれ「それなりに」頑張ってみました(汗)
夕暮れ時、主人も娘も不在で、夕飯の支度をしていると、
外の暗闇に向かって、リラが激しく吠え立てます。
目を凝らして、じっと暗闇の向こうを見つめても、
そこにはただ闇があるばかり。
「うひゃぁ。怖っ(汗)」と、慌てて窓を閉めました(笑)
 
さて、すっかり夏の暑さも遠のき、
お昼間も、窓の風で心地よく過ごせるこの頃。
さあ、冬にむけて、何かしようと、また思い立ち、
懐かしいストーブを買うことにしました。
 
もちろん、ストーブは「アラジン」
子供の頃、古い建物で、隙間だらけのわたしの実家は、
冬になると、父がストーブの用意をします。
アラジンのストーブは、確か、ブルーとホワイトがありました。
わたしや妹が触れると危ないと、父はステンレスの柵を組み立てます。
 
もちろん、冬の初めに出されたストーブと柵は、自転車と同じに、昨年の冬の終わりに、丁寧に磨かれていて、
それはそれは綺麗でした。
どっしりと重いストーブを、よいしょと持ち手を持ち上げて、
裏の物入れの前まで運んでゆきます。
父も母も、重くて大きなストーブを運ぶので、後ろから見ていると、ちょっと外股で、何となく笑えます。
いま、いざ自分で運んでみたら、
同じ姿勢の自分自身に、またひとり思い出して、吹き出し笑いです(笑)
当時は、燃料屋さんという方がいらして、灯油が切れてしまう頃に、タイミングよく給油をして下さいましたが、
いまはもうそんなお店は無いのでしょうか。
 
ポンプでシュッシュッと、灯油を入れて、準備は万全。
あとは火をつければ、あのブルーの綺麗な火が、ぼうと燃えて、部屋中を不思議な雰囲気にしていました。
 
ぼんやりとした暖かさ。
父のピアノの音色。
母のお台所の音。
もうすぐ夕飯の時間。
 
アラジンの魔法のストーブの不思議な時間(笑)
 
数日して父がつぶやきます。
 
「あ、赤いのがちらちらしてきた。芯切りせなあかん。」
 
 


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