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空をも飛べる気がする
2011.10.12
りらちゃんは飛べないので、いつも３段止まり(笑)
小さいころは、空を飛ぶ夢を、よく見ました。
夢占いとかによれば、空を飛ぶ夢はあまりよくないと言います。
でも、わたしが幼いころに見た夢は、決して気分の悪いものではなかったし、
むしろ、とても心地の良いものでした。
わたしが小さなころ暮らした伯父の家は、外階段のある家でした。
その外階段は、隙間の空いた、子供の背丈には一つの幅の大きな階段で、
隙間から落っこちないかと、おそるおそる上がり下がりした階段です。
夢の中でわたしは、雪の夜や、星空の晴れた夜に、その階段の上にいます。
なぜか素足のわたしは、足先に力を入れると、ふわぁっと飛び上がることができるのです。
夜の街の屋根の上を飛んでいると、時々下に下がってゆきそうになります。
飛びながら足先に力を入れると、
またふわぁっと高く飛べるのです。
そういえば、ピーターパンのウェンディーも空高く飛んでいたけれど、
ひょっとしたら作者は、高く飛ぶ夢を見たんじゃないかしら？
と、わたしは密に考えるのです(笑)
少し前、体調を崩して寝込みました。
久しぶりに随分辛い思いをしましたから、体調が戻りつつあると、思いのほか嬉しさが募ります。
「なんか、いま空も飛べる気がする」と娘に言いましたら、
「あ、それわかる気がする」と。
今夜は、親子二人して、足先に力を入れて飛んでみましょうか(笑)
もちろん、夢の中で。
